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著者:kawano

家族の命を守る手帳…

国際的指針が示す適切な(胸部)圧迫のテンポは、従来1分間に100回以上だったが、昨年100〜120回に改訂された。これまで日本の歌では「うさぎとかめ」に合わせるのが良いとされ、そのテンポは毎分100回程度だった。

「より適した音楽はないか」、山畑講師京都府立医科大学の山畑佳篤講師(救急医学)は2013年度から国の研究費を得て、看護師や救急隊員を対象に研究を実施、その結果「毎分112回のリズムで、裏拍が明確にある音楽」を聞いた方が、毎分100回は表拍しか感じられない音楽より、動作が安定する傾向がみられた.

 山畑講師は「毎分100回の曲ではテンポが遅れ、指針を外れやすい、ズンズンという表拍だけのリズムだと押す動作しか意識しないが、ズンチャズンチャと裏拍がはっきりしていると、正しく腕を引く動作も意識できる」と分析する。

 1989年に発売され、ミリオンセラーになったプリンセスプリンセスの代表曲「Diamonds」は、ちょうど毎分112回のリズムで裏拍も明確だ…。

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著者:TK

被災ピアノの修復で…

ピアノの音に託して、未来へつなぐ──

宮城県石巻市。東日本大震災で死亡者数が1万人を超えるなど、最も津波の被害が大きかった地域だ。その駅前の楽器店も例外ではない。店にあったピアノはすべて海水を含んだ泥をかぶって壊れてしまった。被災したピアノの修復を続けているうちに、さまざまな人が訪れ、支援をしてくれるようになった。

歌手のクミコさんをはじめ、シンディー・ローパー、笑福亭鶴瓶、久米宏、鎌田実などの著名人が次々と訪れている。
泥に負けて終わる人生は嫌だと、88歳になった今でも、被災したピアノの修復に取り組む生き方と、それを支援する人々の絆に焦点を当てる。

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著者:kishikawa

クリティカルな思考法

クリティカルとは、 批判的とか論理的といった意味。 私たちはクリティカルな思考法を身に付けておかないと実体経済で大きな損をする。

たとえば、こんなこと売り口上に接したことはないだろうか。
「芸能人の○○さんも使っています」(ハロー効果:ある際立った特徴にひきづられ、他の特徴の評価がゆがめられること)、「試食、食べ放題!」(反報性:恩を受けた人には報いようという気持ちが働くこと)といった具合に、心理学で立証された手法を使って、日々、営業活動が行われているのが、現在の資本主義社会である。

詐欺の手法、マインドコントロールなどを研究する社会心理学の西田公昭教授は、
「詐欺師が使っているテクニックは、私たちが普段目にする合法的な売り手の広告の打ちかたとか、有能なセールスマンの口上と同じもの。ただ、違うのは、程度と倫理観」という。

詐欺とまではいわないものの、私たちも知らず知らずのうちに詐欺的な手法を用いて、営業活動をしているのだ。これに対して、論理的、批判的に思考したうえで、冷静に決断しようとするのが、クリティカルシンキングというもの。クリティカルシンキングの方法を、実際の購買場面で解説し、どうしたらよい決定ができるのか?その理論思考のベースになる本を目指す1冊。

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著者:TK

家族のがんと向き合う

 小林麻央さんの闘病と逝去を機に、夫・市川海老蔵さんの毅然とした態度に賞賛が寄せられるなか、世間では「妻ががんになったら」の意識が高まっている。NHKなどでも「家族が」「夫が」「妻が」がんになったら……という特集が組まれる。その一方で、「がんが深刻なうつ症状をもたらす」ことも知られ、精神的な軋轢や家庭環境の問題もあって、はなはだしい場合は「がん離婚」のケースもあるという。

がんに対する知識が普及したとはいえ、まだまだ日本人には「がん=怖いもの」という意識が強い。これは、「がんという病気が家族の現実になったらどうすればいいのか?」の練習が足りないからだともいえる。

そこで「大切な家族ががんになったら」まず何を考えていけばいいのかを、家族関係と精神的な支え、コミュニケーションの問題と、「がんとお金」「がん患者を支える公的制度」の両面から考えていきたい。

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